35歳、医師、ゼロからのドイツ語、B2までの道のり ①
留学を思い立ち、ドイツ語の習得を始めました。
その勉強方法をまとめました。
まず、日本に居ながらドイツ語に毎日触れる習慣が必要だと考えました。
もちろん、自分で本を買い、CDを毎日聞くという方法もあるでしょう。しかし、自分をそこまで強制することはできません。一応、医師として土日を含めて毎日の勤務がありますし、家に帰れば、子供がいてとてもそんな時間は取れません。
強制的にドイツ語を聞くために、私が用いたのは、
NHKラジオの「まいにちドイツ語」でした。
私の基本的なスタンスは
- 毎日聞く
- 毎月テキストを買う
- キーフレーズ1文をノートに書く
平日朝7:00にラジオ放送が開始されます。時間に余裕のある時は5-10分前に一度テキストを読んでおきました。講座の時間はとにかく、テキストを開き、集中して取り組むことにしました。(幸い、この時間帯は妻と子供はまだ寝ている時間でした。)
当直の朝は、朝の業務を7時までに終わらせ、机の前に座りました。もちろん毎回はできませんでしたが。
NHKの受信料を払っていれば、NHKのホームページからオンデマンドでいつでも聞けるのですが、後に回しにしていると、だいたいできません。特に夕方にやっても、私の場合は効果がないと感じました。
また毎月テキストを買いました。(毎月買うという行為によって、「せっかく買っているのだからやらないと」という気持ちになります。)
ラジオ講座では一日に1つ、キーフレーズが出てきます。それは専用のノートにドイツ語文と日本語文を書き込みました。暗記とまではいきませんが、何度か復唱しました。
講座は半年で終了します。初めはABC(アー、べー、ツェー)123(アイン、ツバイ、ドライ)から始まり、半年で結構文法的にも、内容的にも進みます。接続2式まではいきます。半年後は、もう一度ABCからです。
こんな感じで、毎日やると少しずつではありますが、耳が慣れ、ドイツ語への抵抗が少しずつ薄れていきます。
②に続く。