Dr. Karagözから頂いた本

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先生の趣味は、『ヨット』
自分のヨットで、世界の海を渡り歩く

かっこよすぎる!!!

その航海を著した本


トルコ語なので、詳しい内容はこれからグーグル翻訳で読むとして、

興味深いのは、書きだし.....

『私が救えなかったすべての患者へ』


医師としてすべての患者を救えるわけではない。また嫌な記憶や辛かった思い出は、忘れてしまうもの。
しかし、先生はそれを忘れず、受け止め、向き合っているのだと感じました。

先生は何千人、何万人の患者のうち、一人の妥協も許しません。

僕自身、初心に返ることができました。

この本を読むのが楽しみです。
グーグル先生、よろしくお願いします。

心臓移植

今週は、他施設に1週間ほど見学にいきました。

たまたまですが、最終日には「心臓移植」を見ることができました。

恥ずかしながら、移植を見たのは初めてでした。

移植なので、さぞスタッフは張り詰めた空気かと思いきや......
めっちゃリラックスモード

慣れれば、こうなるものかと。


さて、手術はどうかというと
心臓の到着に合わせて、開胸するため
待ち時間が長かったです。
吻合自体は、血管を縫い合わせることだけなので、早いです!

遮断解除後は、十分心臓に血液を再還流させ
止血を行い終了。

非常に良い経験ができました!

語学試験

先日、ドイツ語の語学試験B2を受けました。

出来はあまりよくなかったと思いましたが、
なんとか合格することができました。

ドイツ語の勉強を開始して、約1年半。
モチベーションに浮き沈みがあり、
なかなか成績が上がらない時もありましたが、
とにかく合格できてホッとしてます。

ただ語学は、サボるとすぐに落ちるので
継続していきます、、、、、、

夏の気温@Graz

日本は非常に暑いそうです。

ここグラーツの気温はというと、

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まず30度を越えることはありません。

湿度も高くなく、そよ風が吹いています。

本当に快適です。

むしろ朝は肌寒いです。

今はいいですが、この調子でいくと冬が怖いです。
どれだけ寒いんでしょうか?

論文第19回:透析患者に生体弁?機械弁?

Outcomes of valve replacement with mechanical prosthesis versus bioprosthesis in dialysis patients: A 16-year multicenter experience

Yuki Ikeno, MD 神戸大学

(J Thorac Cardiovasc Surg 2019;158:48-56)

 

透析患者に対して生体弁もしくは機械弁を用いた群でリスク因子や予後を検討しています。

多施設の研究が良くまとめられていて、Disscussionも非常にわかりやすく、勉強になりました。

 

透析患者への弁選択は、注意しなくてはいけないと気づかされました。

 

 

さて、オーストリアは7月初めから夏休みです。

医師が代わる代わる夏季休暇を取ります。細々と分けたり、まとめて取る人もいます。

こちらの医師の夏期休暇期間は最低3週間です。

なので、今の病院および手術は開店休業状態。

みんなのんびり、ゆったりしています。

日本からの贈り物

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僕が大好きな「和えるだけ たらこスパ」

日本にいるときは、なんとも思わなかったが
この味がここで楽しめるのは嬉しい!




いま、一番食べたい日本食..........

うなぎ


そして、
がんばれ!
國学院久我山高校野球部!
甲子園!

論文第18回

Prognosis of Severe Asymptomatic Aortic Stenosis With and Without Surgery

John Campo USA

Ann Thorac Surg 2019;108:74–80

 

本日はこれを読みました。

症状がなくても、AS患者のValve intervensionは積極的に行う方がよいそうです。

 

GRAZは時折強い雨と激しい暑さに見舞われています。

そして通常エアコンがないのが、一般的なので毎日暑さにうなだれています。